80年代の曲で暮らしに旅気分を
遠くへ旅に出るのは特別な体験だけれど、毎日の暮らしの中でも小さな旅はできる。カーテンを開けて音楽を流すだけで、部屋が旅の出発駅に変わる瞬間がある。とくに80年代の名曲は、当時の空気や街並みを思い出させ、心をどこか遠くへ連れていってくれる。
私自身、登山から帰ってきた翌朝に「RIDE ON TIME」を聴いたとき、窓の外の青空とシンクロして、まるでまだ山旅が続いているような気持ちになったことがある。音楽は時間や距離を越えて、暮らしを旅に変えてくれると思います。
朝の出発 ― 爽やかに一日を始める曲
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山下達郎「RIDE ON TIME」
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浜田省吾「J.BOY」
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渡辺美里「My Revolution」
朝の光を浴びながら流すと、心が自然と前を向く。カーテン越しに風を感じながらコーヒーを飲むと、今日という一日が“旅立ち”に思えてくる。
昼下がり ― 街歩き気分のBGM
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松任谷由実「中央フリーウェイ」
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佐野元春「SOMEDAY」
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杏里「CAT’S EYE」
昼の外出や家事も、音楽次第で景色が変わる。近所のスーパーまでの道が、まるで都会の街角や映画のワンシーンになる。音楽が暮らしに冒険を与えてくれる。
夜のリラックス ― 心の旅に出る曲
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寺尾聰「ルビーの指環」
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中森明菜「セカンド・ラブ」
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安全地帯「ワインレッドの心」
夜に聴けば、部屋が異国のホテルのラウンジに変わる。小さな明かりの中で音楽に耳を傾ければ、一日の終着駅に着いたような安心感とともに、心は静かに旅をしている。
Spotify風プレイリスト(例)
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RIDE ON TIME – 山下達郎
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J.BOY – 浜田省吾
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My Revolution – 渡辺美里
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中央フリーウェイ – 松任谷由実
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SOMEDAY – 佐野元春
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CAT’S EYE – 杏里
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ルビーの指環 – 寺尾聰
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セカンド・ラブ – 中森明菜
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ワインレッドの心 – 安全地帯
Spotifyで「80年代 名曲」や「Japanese City Pop」と検索すれば、似たプレイリストもすぐに見つかる。
音楽は暮らしの中の“切符”
80年代の名曲は、単なる懐メロではなく、日常を旅に変える切符のような存在だ。
部屋で流れる一曲が、心を遠くへ連れ出し、懐かしさとともに新しい景色を見せてくれる。
まとめ
80年代の音楽は、ただ懐かしさを呼び起こすだけではなく、暮らしに小さな旅を差し込む力を持っている。朝の光、昼の街角、夜の静けさ――どんな時間も音楽ひとつで景色が変わる。
部屋にいながら、あの日の海や街をもう一度歩ける。そんな“心の旅”をくれるのが、80年代の名曲たちだ。今日もお気に入りの一曲を再生して、暮らしの中に新しい旅を見つけてみたい。