はじめに
9月4日の夜、テレビをつけたら偶然『ミュージックジェネレーション』が始まっていた。テーマは「厳選!思わず元気になる80年代ソング」。
画面に映し出される映像を観ながら、私は「そうだ、この曲にはずっと支えられてきたんだ」と胸が熱くなりました。懐かしいのに新鮮で、しかも今の自分の暮らしにもぴたりとくる。音楽の力を改めて実感した夜だった。
番組が伝えてくれたもの
この日の放送は、単なる懐かし映像の再生ではなかった。ゲストのリアクションや会話を通じて、「音楽が世代を超えて人を元気にする」ということをストレートに感じさせてくれた。
若い世代にとっては新鮮な驚き、私のような80年代を知る世代にとっては“青春の再会”。その両方が同じ番組で響き合う姿が、とても心地よかった。
番組で流れた“元気ソング”と私の日常
爆風スランプ「Runner」
坂井真紀さんが「気合を入れるときに必ず聴く」と話していた。まさにその通りだ。
私は登山が趣味で、下山途中に足が重くなることがよくある。そんなとき、ふと頭からこの曲が流れると、不思議と一歩一歩が軽くなる。昔、深夜に繰り返し聴いていたときと同じように、今でも「走り続けろ」と背中を押される。
TM NETWARK「GETWILD」
『シティーハンター』のエンディングとして有名なこの曲。番組で流れた瞬間、仕事帰りの夜道に重ねてしまった。街灯に照らされた道を歩くとき、この曲を聴くと自分が映画の主人公になったような気持ちになる。疲れた一日が、少し誇らしく思える瞬間だ。
松田聖子「天国のキッス」
掃除しているとき、明るいリズムに合わせて手が軽快に動き、嫌いな片付けも気づけば終わっていた。こういう曲こそ「日常を明るくする魔法」だと思う。
嶋大輔「男の勲章」
GENERATIONSの小森隼さんが「横浜銀蝿の弟分だったんだ」と驚いていたのが印象的だった。私にとっては常識だったことが、若い世代には新鮮に響いている。その瞬間、世代の違いを超えて音楽がつながっていることを実感した。
シンディ・ローパー「Girls Just Want To Have Fun」
ある日、孫と一緒に過ごしているときにこの曲を流したら、彼が突然踊り出した。自分が青春時代に夢中で聴いていた洋楽が、次の世代の笑顔につながる。その光景を見て、胸がじんわり温かくなった。
石野真子「春ラ!ラ!ラ!」
春先のウォーキングでこの曲を聴くと、空の色まで鮮やかに見える。番組で久々に耳にして、「あの頃と変わらず気持ちを軽くしてくれるな」と感じた。八重歯が可愛くて、部屋のポスター見て、ニンマリしていました(笑)
世代を超えるトークに共感
番組で印象的だったのは、若いゲストが「この曲知らないけど元気になる!」と素直に語っていたこと。私にとっては懐かしい曲が、彼らには新しいエネルギーとして響いている。
音楽は記憶を呼び起こすだけじゃない。知らない人の心にも届いて、今を生きる力になる。その事実を目の前で見せられたようだった。
今の暮らしと80年代ソング
番組を観た夜、私はすぐに80年代ソングのプレイリストを作った。クルマの中、登山の合間、孫との時間、そして家事の最中。どの場面でも、あの頃の曲は今の自分を励ましてくれる。
過去と現在が音楽を通じて結びつく感覚は、とても不思議で、そして力強い。
まとめ
『ミュージックジェネレーション』を観ながら思ったのは、80年代の“元気ソング”は単なる懐かしさではなく、今の暮らしの中でも確かに役立つということだった。
落ち込んでいるとき、疲れているとき、挑戦の前夜。そんな日常のあちこちで、この曲たちは今も私を支えてくれる。
最後に一言。
あなたにとって、日常を明るくする“元気ソング”は何ですか?